ばね指
ばね指(弾発指)について
ばね指は、指の曲げ伸ばしがしにくくなったり、動かす際に引っかかり感や痛みを感じる疾患です。腱が腱鞘というトンネルを通る際に炎症や狭窄が生じることで発症します。症状が進行すると、指を完全に伸ばせなくなる場合もあります。
当院の治療方針
当院では、患者さん一人ひとりに最適な治療を提案しています。
1. 保存療法
初期の段階では、以下の保存療法を行います:
- リハビリテーション:筋力強化や腱の滑りを改善する運動療法を実施します。
- エコーによる診断とガイド:エコーを用いて腱や腱鞘の状態を詳細に把握し、ステロイド注射やハイドロリリースなど最適な治療計画を立てます。。
2. エコーガイド下腱鞘切開術
保存療法で改善がみられない場合、エコーガイド下で腱鞘を部分的に切開する低侵襲手術を行っています。(切らない手術)
この治療法は:
- 小さな傷で済む
- 短い手術時間
- 術後の回復が早い
といったメリットがあります。
※自費診療(自由診療)の動注療法を併用も検討します。
当院の特徴
- エコーを活用した正確な診断と治療
- 「痛み」の専門医とリハビリスタッフが連携した治療
- 患者さんのライフスタイルに配慮した治療プランの提案
ばね指に関するお悩みやご相談がありましたら、ぜひ当院にご相談ください。